小児歯科

小児歯科とは、お子さまの健康を守るため、口の中の病気の診断やムシ歯治療の方針を立て、歯が生えはじめてから、ほとんど大人の歯に生えかわってしまうまでの口の中の健康管理をすることです。

お子様の歯の健康は大丈夫ですか?

歯の生える時期、抜ける時期。

歯の生えてくる時期には個人差がありますので不安がらず、ゆったりと構えて様子を観察しましょう。

乳歯のそれぞれの名称
乳歯の生える時期と抜ける時期
名称 生える時期 抜ける時期
乳中切歯 生後6~7ヶ月 6~7歳
乳側切歯 7~9ヶ月 7~8歳
乳犬歯 16~18ヶ月 9~12際
第1乳臼歯 12~24ヶ月 9~11歳
第2乳臼歯 20~24ヶ月 10~12歳

永久歯が生えてこない。

「あれ?おかしいな」と思ったらまずは相談してください。レントゲンで乳歯と永久歯の生え替わりの状況を把握できます。 永久歯が生えてこない原因には大きく2つあります。「永久歯が生える準備が整っていない場合」「永久歯自体がそもそもない場合」 特に先天的である「永久歯自体がそもそもない場合」は放置しておくと歯並びにも大きく影響を及ぼしますので1日でも 早くご相談していただく事をおすすめします。

怪我で歯を失った。

子供が歯を失う原因として、意外と多いのが、怪我によるものです。特に、遊んでいるときに相手とぶつかったり、転んだり、物にぶつけたりといった事故によるものが多いです。抜けたままにしておくと、歯並びなどにも影響を及ぼす可能性がありますので、万が一怪我で歯が抜けてしまっても、できるだけ早く抜いた歯を持って受診しましょう。

指しゃぶりはいつまでするもの。

指しゃぶりについては3歳頃までは、特に禁止する必要はありません。お母さんに心がけていただきたい事は、子供の生活リズムを整え外遊びや運動をさせてエネルギーを十分に発散させたり、手や口を使う機会を増やすようにします。スキンシップを図るために、 例えば寝つくまでの間、子供の手を握ったり、絵本を読んであげたりして、子供を安心させるようにします。
4歳以降も頻繁な指しゃぶりが続く場合は一度ご相談下さい。

子供の歯の一部が黒く見えるのですが。

虫歯の予兆と言えます。お子様が痛み(しみる、痛みなど)を訴えていなくても神経に伝わっていないだけで、実際は進行している可能性があります。虫歯は風邪と違い、放っておいても治りませんので、ぜひ、早めの受診をお勧めします。

子供の歯の健康

間食(おやつ)の与え方

発達期の子供にとって最も大切なことは「運動する」「食べる」「寝る」のバランスが上手く取れているかです。
夢中になって遊ぶ → お腹いっぱい食べる → 疲れて早く寝る
もちろん正しい歯磨きの方法や定期的な診断を受ける事に越したことはないですが、基本的には正しい食育のバランスを保つ事で虫歯予防や歯並びの育成にも繋がります。

食育について

かわいいお子さんにおやつをおねだりをされると、ついついあげたくなってしまうものです。ジュースやお菓子を食後や食間にちょこちょこと口にすると、常に酸性の「脱灰促進」状態に。甘いものは食後のデザートにするか、間食は食後少なくとも2~3時間はあけてから与える事をおすすめします。

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